脳の中の絵本

疲れて動けなくなったときの症状記録。脳内妄想日記。

精神科入院(1週目)

閉鎖病棟

各階ごとに玄関に通じるドアは常時施錠・自動ロックがかかるようになっており、スタッフしか解錠できない。

この"閉鎖病棟"という語句、フィクション作品では「病人を閉じ込める」暗く陰鬱としたイメージで描かれることが多いのではないかと思う。

自分の場合は、「やっとシェルターに避難できた」という心境だった。物理的に外界と隔離されることで、仕事や家族等、悩みの種から離れても良い「公的な許可」を得られたという感じだった。

入院初日(精神科入院(初日) - 脳の中の絵本)はベンゾジアゼピン切れのおかげで周囲を観察する余裕が全く無かったが、落ち着いて見ると、(主にスタッフ側の安全対策の視点で)よく作られた施設だなと感じた。

  • 外部から病棟内に入る際はインターホンを鳴らし、名前と持ち物チェック。火器, 薬品類, 鋭利なものの持ち込みは禁止
  • ナースステーションも常時施錠
  • ステーションに用事がある患者は小窓から要件を伝え、内容に応じて対応
  • 重症患者や要介護患者は即対応できるようステーション近くの病室
  • 病室は緊急時に外側から施錠できるようになっている
  • 病室の窓は換気できる程度には開くようになっている
  • 特に緊急時用に拘束バンドが常備されている

これらによって、身を預ける安心感を得られた。医療スタッフへの安全対策に配慮している病院ならば患者への配慮も行き届いているだろう、という推測。

なお、当然のことながら万が一不当な扱いを受けた場合患者側から声を上げることができるよう、人権擁護団体への電話はいつでもできるということになっている。事前に書面で説明を受け、捺印した。(患者本人が重症で事前説明を受けられない場合は代理人が説明を受けるのだと思われる)

とりあえず、落ち着くことができた。これからだ。