脳の中の絵本

疲れて動けなくなったときの症状記録。脳内妄想日記。

小さい頃何が好きでしたか

精神科入院中、医師薬剤師看護師によく聞かれた質問が「小さい頃何が好きでしたか」だった。

なぜそんなにも小さい頃のことを聞きたがるのか不思議でしょうがなかったが、精神病治療において「自然で自発的な基本的欲求が何なのか」を考えることが重要な様子だった。

確かに大人になってからの社会生活は、好きでもない趣味や人物を体面で好きだと言ったり、嫌な仕事を生きがいだと言ったり、基本的欲求に忠実でないことが多いのかもしれない。

だからどこか歪で、それを酒や過食、セックスギャンブルソシャゲetcで誤魔化そうとして病んでいくのかもしれない。

しかしながら、はてさて子供の頃は純粋に自発的欲求で動いていたかと考えるとそれも怪しい。単なる承認欲求の奴隷だったように思う。図鑑を読んだりNHKスペシャルを見たり勉強をすると大人に喜ばれる。喜ばれることが自分の好きなこと。

それを「自分は勉強が好きなんだ」と勘違いして30年ほど経ってしまったように思う。

薬剤師「元気になったら何がしたい?」 自分「(30秒ほど考える)…借金返したいです」 薬剤師「それだけ考えてこれかあ」

うるせえしたいことなんかねえよ薬ください

健全な精神への道のりは険しい。

ベルソムラさんとの再会

ゾルピデムがいい加減効かなくなってきていて、22:00に飲んでも寝入るのが3:30とかになってしまった。

なんとかするために、久しぶりにベルソムラを使ってみたいと思い立ち、医者にお願いした。

昨年12月頃だったか、初めてベルソムラを使ったときは、ゾルピデム+フルニトラゼパムゾルピデム+ベルソムラ という置換だったが、これは失敗だった。

フルニトラゼパムを取り上げられたことで眠る眠らない以前に生きていく支えを失ってしまい、恐慌状態に陥ってしまった。

そのときは代わりにブロマゼパムを20mgほどぶち込んでみたが不安感が消えず。

ああ自分は本当にベンゾジアゼピン…というかフルニトラゼパム依存なのだなあと実感し、翌日すぐに元に戻して貰った。

今回2度目の挑戦。ゾルピデム+フルニトラゼパム → ベルソムラ+フルニトラゼパム という置換である。

4日過ごしてみたが、寝いるのも比較的早く、フルニトラゼパムも効いているので不安感も無い。良い組み合わせ…だと思う。

ゾルピデムは非ベンゾジアゼピン系とかベンゾに近いとか微妙な表現をよく見かける。よくわからない。フルニトラゼパムブロマゼパムにドップリ浸かった体には効きにくかったりするのだろうか。それが知りたい。

GABA受容体と一口にいっても複数のドメインの複合体のようだし、それぞれの薬剤がどこを突っつくのかによるのだろうか。

患者にとっては細かい作用機序は割とどうでも良くて寝れればいいわけだが、ある程度知識があったほうが医者に逆提案できるので選択肢が広がる。なお医者の機嫌を損ねるリスクは上がる。

なんにせよ、まず普通に寝て普通に起きるリズムをつくりたい。

ベルソムラは先発品なのでまだスボレキサントと呼ばなくて良いかな。ベルソムラってカッコいいし。高村さーん、中村さーん、ベルソムラさーん。

今後の不安

退院日が決まっていないが、急性期病院の為それほど長くはいられないことは分かっている。

退院後実家で加療している様子をイメージしてみたが、吐き気が出るような重苦しさに支配されてしまうので現実味が無さそうという印象。

単身アパートを借りて、ゆっくり休みたい。

賃貸借契約、家族、借金、障害年金、健康保健、現職復帰、退職→障害者雇用、職業訓練、等いろいろ考えていると脳が悲鳴を上げる。

ベンゾジアゼピンが欲しくてしょうがないのだが、主治医の許可は下りず。入院の直接の引き金になった薬物を増量する方向に向かうのは治療の意味が無いと。

理屈ではとても理解できるのだが、あの「救われた」感覚を脳が覚えてしまっているので無性にフルニトラゼパムが欲しくなるときがある。

プラス思考で考えるならば、ここまでの薬物易依存特性を持ちながら、処方薬や市販薬ではなく、覚醒剤大麻など完全にアウトな代物に出会っていたら廃人化は免れなかっただろう、と。

当座はメジャートランキライザーで乗り越える形になりそうで、レボメプロマジンとクエチアピンを頓服服用している。

確かに不安に苛まれ続けて頭が破裂しそうになる感覚は消える。ただ、なんというか全身が怠くなって思考に雲がかかったようになり、何もできないので不安を感じることもできない、という表現のほうが的確かもしれない。シャットダウンさせられている。

今後が分からない。

  1. 住居を定める
  2. 生活費の計算をし、必要な手当や控除を申請する
  3. 減薬指導を受ける
  4. 復職支援相談に行く
  5. 現職復帰か退職→障害者雇用かを今年中に決める

こんなところか。

生きるのって辛いな。

ウロウロ健康法

用事やリハビリを行う気力が出なかったり、どうにもベッド上で鬱々としてしまうとき。

病室内を後ろ手組んでウロウロ歩き回ると少しずつ思考が回ってくるようだ。

ウロウロ健康法と命名することにする。

筋弛緩薬と脳トレ

ミオナール(一般名: エピリゾン)が処方されることになった。

「筋緊張が辛い、でもベンゾジアゼピン系は使いたくない」と訴えた結果。

要望を上手く伝えることができたと思う。回診の時間は限られているので、どう伝えるか結構考えさせられた。思い通りに実を結んでよかった。

エピリゾンはかなり良く効いてくれる。仕事をしていた時で言えば、会議前後のブロマゼパム5mgくらいのリラックス効果。

余裕が出たので「イーモン」「BrainWars」アプリで脳トレしてみた。いいリハビリになるんじゃないか。

夢の中でもASD

今朝の夢

小学校のクラスで掃除担当箇所を決めることになり、自分はパートナー女子と二人で「でんきそうじかかり」になった。

そこで

  • ホコリはワイパーで取ればいいか、それとも蛍光管を外して水拭き?
  • 端子が濡れると危ないからワイパーでいいかな?
  • 1本あたり何往復拭けばいい?
  • 毎日やらなくてもいいよね?奇数列と偶数列で曜日分けるとか?

と「仕様決め」をしようと女の子に話しかけていたら「やりたくないなら帰っていいよ」と言われてしまった。

ぐぬぬ

フルニト1.5mg 7日目

フルニトを抜き始めて1週間が経った。変化はというと、一言で言えば「酔いが覚めてきた」という感じ。

今までフルニトでフワフワ酔っ払って本来の自分の思考傾向にフタをしてきたのが取り払われたというか。

気分は、良い部分と悪い部分がある。

良い部分は、なんといっても酔いが覚めて思考がシャープ・クリアになった感じがすること。

悪い部分は、進撃の巨人風味に言えば「この世界は残酷だ」ったことを思い出してしまったこと。

小説『病院屋台』でドリーミィという安楽死グッズが大流行りした下りがあるが、俺も目の前にドリーミィがあったら使ってると思う。

主治医「希死念慮自傷したい気持ちありますか?入院してから処方量は守れているわけですし、無理に減薬することはないのですよ」と。

減薬によって自殺されては大変だという表情に見えた。

希死念慮がどういう定義かは知らないが、痛いの苦しいのは嫌いなので、具体的かつ現実的な形で自殺企図をするような気持ちは全く無い。

はじめから生まれたくなかったとか、地球ごと消しゴムでキュキュっと消して欲しいとか、そういう受動的消極的願望程度。

まあ苦しいことは苦しいけど。

学生時代はゲームに没入して回避していたけど今の自分はベンゾ無しだとノーガード状態なので、何か盾を見つけないといけないのかもしれない。